SDGsについて
問 墨田区はSDGs未来都市に指定され、来年度予算案では、再生可能エネルギーの導入や健康経営支援事業等の関連施策が盛り込まれている。
①特に注力する事業と具体的な取組は。
②SDGsには継続的な取組が求められる。事業ごとに明確な数値目標を設定し、効果測定を。ゼロカーボンシティ宣言の達成状況も公表するべき。
答
①先駆的に実施する「自治体SDGs モデル事業」をはじめ、プロトタイプ実証実験支援事業や健康経営支援事業など、経済・社会・環境の3側面に沿った事業を着実に進める。地域の課題を解決するための公民連携窓口を設置する。SDGs 未来都市として、全庁一丸で推進していく。
②事業ごとに示している進捗管理や効果測定等を行う。ゼロカーボンシティ宣言の達成状況については、東京62区市町村全体の温室効果ガス排出量が毎年度算定された際に合せて公表する。
公契約条例について
問 今期の区議会議員選挙における会派の公約として公契約に関する規定の整備を掲げており、この3年間調査研究を続けてきた。
①区としても公契約における労働環境の把握や改善について、能動的に行う必要性を認識しているのか。
②区の公契約条例制定に対する現在の考え方は。
③墨田区議会でも多数の会派が条例の必要性を認識している。しかるべき場で公契約条例に関する区としての検討状況などの報告を。
答
①公契約を通じた区内企業の成長及び労働環境の把握や改善は、地域社会の持続的な発展にとって重要であると認識している。
②条例の制定も一つの方策と認識している。現在、労務条件等調査の結果や、先行自治体での施行状況等を踏まえ、その内容について検討中。
③関係団体からの意見聴取や、学識経験者等で構成する付属機関への諮問等を踏まえた素案の作成等の機会を捉えて、区議会に適宜報告し、ご意見を伺いたい。
小学校低学年の放課後のあり方について
問 学童クラブの学習時間に、退職教員や民間事業者を活用して宿題や復習の支援等、学力定着の取組を行えないか。また、学童クラブを利用していない児童も支援できるような仕組みを。
答 小学校低学年からの学力定着による学力向上と居場所づくりの観点は、非常に重要であると考えている。早急に対応するため、新たな仕組みにより、学童クラブを利用しない児童を含め、児童の学力向上を支援する方策の実施に向けて、来年度から、学童クラブの関係部局と連携して検討する。