会派報告会のご案内
 
こんにちは。
墨田区議会自由民主党・無所属 広報担当です。
改選後初めてとなります会派報告会のご案内になります。
申込不要でございます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
日時:2023年11月21日(火)
   開場:18:30
   開始:19:00
場所:曳舟文化センター(京島1−28−11)

令和4年度決算特別委員会が終了
 
会派を代表して藤崎こうき委員が、決算に賛成の立場から意見を開陳、起立評決により、賛成多数で決算は認定されました。
堀よしあき委員長、稲葉かずひろ副委員長からの挨拶を以て、41日間(実質8日)審議が終了しました。
(以下意見開陳の内容)
墨田区議会自由民主党・無所属を代表して、議題に供された令和4年度墨田区一般会計歳入歳出決算、令和4年度墨田区国民健康保険特別会計歳入歳出決算、令和4年度墨田区介護保険特別会計歳入歳出決算及び令和4年度墨田区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、以上4件について意見開陳を行う。
基本計画の後期4年間の初年度となる予算として編成された令和4年度予算は、「新しいつながり、新しい暮らしを創出する予算~持続可能な“すみだ”の未来へ~」と位置付けられました。その執行に当たっては、基本計画事業の着実な推進が見られた。しかしながら、内部統制制度については、昨年度に続いて不適正な事案が散見されるという監査委員の指摘が入り、改善を急がれたい。
ここから順次意見を述べる。
まず、財政についてである。納税義務者の流入や給与所得の増による特別区民税の増加が令和4年度も続いた。
また、地方消費税交付金が7.3%、特別区交付金が1.6%といずれも増となったため、全体的な歳入増が見られた。
 このため、一定の財政基盤の強化が可能となり、令和4年度決算時点において、経常収支比率が77.7%、財政調整基金残高約239億円、区債残高約279億円といずれも目標を超え、範囲内に収まっており、公共施設等整備基金残高においても約138億円と順調に積みましている。
一方で、法人住民税の一部国税化やふるさと納税等の税制改正、長期化するロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナウィルス感染症などによる社会経済情勢の変化があった。こうしたことから、主要財源である特別区民税や特別区交付金等への影響が想定され、将来的な見通しについて予測を行い、より強固な財政基盤の確保に努めるよう求める。
 次に、行財政改革について意見を述べる。
 令和4年度は、墨田区行財政改革実施計画の1年目であり、多様化する社会情勢に対応するためにも、公会計制度の活用、民間活力の活用、ファシリティマネージメントの推進、区民税等徴収実績の維持・向上等、計画的な行財政改革が不可欠であり、今後とも不断の取組を期待するものである。
 続いて、次年度への課題について述べる
 課題1は、DX推進についてである
 昨今の急速に変化する社会情勢にともない、民間では急激にDX化が進んでいる。本区においても、CIO補佐官をはじめとする人員体制の整理・強化、デジタルデバイド対策、各種窓口業務をはじめとする保育・教育・契約事務・観光・産業等のDX化を強く求める。
 課題2は、物価高騰対策についてである
 ロシアによるウクライナ侵攻に起因する世界的な物価高騰に対して、区民生活を支えるためにも、商工業融資の利便性向上・相談体制の強化、また、当面の間、キャッシュレス決算促進・ポイント還元事業の継続的実施、学校給食費の徴収免除の継続等、区民に寄り添った支援策をより一層求める。
課題3は、「こどもまんなか すみだ」についてである
国において子育て支援策強化にむけた「こども未来戦略方針」が策定された。本区においても、子ども予算の増額をはじめ、訪問型保育事業窓口の一本化、教育の質向上のための私立幼稚園教育事業費補助金の拡充、5歳児検診実現に向けた専門医の確保、発達障害児への登校支援、病児保育の整備、子育て世帯の定住促進、特別区全国連携事業を活用した食育推進、網羅的ないじめ・不登校対策の強化・窓口の整理統合等、子育て・教育施策の強化について求める
課題4は、未来に見据えたまちづくりについてである
新耐震基準木造住宅への補助事業の周知徹底、旧耐震基準の耐震化、災害時医療体制の充実、路上喫煙・受動喫煙対策としての各種喫煙所の増設、公園・児童遊園等の環境整備、観光施策の強化・規制緩和、産業共創施設の有効活用、スポーツ施設の拡充等、地域集団回収団体への支援拡大、区内団体による公共施設の後援利用支援、ドッグラン本格始動等、包括的なまちづくりの促進を要望する
課題5は、SDGsについてである
持続可能な「すみだ」の実現にむけて、担当所管の連携、SDGs普及啓発活動の多角化、ウェルビーイング研修の広域化、「墨田版健康経営」認証事業の参加企業の増加、各種認証事業のインセンティブ強化・新設、芽室町をはじめとする都市間交流等、革新的な政策の推進を要望する
これらの主要な区政課題のほかにも、士業の積極的活用、公衆浴場支援、中学校の内申点、部活動の地域移行、鐘ヶ淵地区のまちづくり等の課題への対応を求める。
 次年度の予算編成に当たっては、財政白書を基に、より具体的な財政分析を行い、事業の取捨選択を視野に入れての編成を求める。また、今後の国際情勢や区内外の社会経済情勢の急速な変化に的確に対応するため、先見性を持って行財政改革の推進、財政基盤の強化を行う一方、大胆かつ積極的な投資を行うことを求める。
本特別委員会での私たちからの提案や指摘を十分しんしゃくの上、迅速に対応いただき、次期予算編成に当たられることを強く望む。
 以上を墨田区議会自由民主党・無所属の意見とし、令和4年度墨田区各会計歳入歳出決算は認定すべきものとする。

山本区長へ予算要望

 

佐藤篤幹事長、たきざわ正宜副幹事長、藤崎こうき副幹事長、大門司郎副幹事長、あべよしたけ副幹事長の5名が会派を代表して山本区長に令和6年度の予算要望を提出しました。
令和6年度墨田区予算編成に関する要望書
墨田区長 山本 亨 様
令和5年11月8日
墨田区議会自由民主党・無所属
幹事長 佐藤 篤
令和4年度は 納税義務者の流入や給与所得の増による特別区民税の増加が続いた。
また、地方消費税交付金が7.3%、特別区交付金が1.6%といずれも増となったため、全体的な歳入増が見られた。
 このため、一定の財政基盤の強化が可能となり、令和4年度決算時点において、経常収支比率が77.7%、財政調整基金残高約239億円、区債残高約279億円、公共施設等整備基金残高約138億円といずれも目標を超え、範囲内に収まっている。
一方で、法人住民税の一部国税化やふるさと納税等の税制改正、長期化するロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナウィルス感染症などによる社会経済情勢の変化があった。こうしたことから、主要財源である特別区民税や特別交付金等への影響が想定され、将来的な見通しについて予測を行い、より強固な財政基盤の確保に努められたい。
令和6年度予算編成に当たっては、物価高騰による区民生活への悪影響を最小限に止めるべく、区内事業者の事業継続のための支援の拡大、生活支援施策の継続・拡充、通常と異なる環境に配慮した教育・子育て施策の展開等に引き続き注力することを求める。
一方で、厳しい財政状況に鑑み、より一層の行財政改革による財源確保及び歳出削減の努力を行うとともに、介護予防や疾病重症化の抑制等その効果によって歳出削減が期待できる施策についての積極的な展開を期待する。
  加えて、随時編成される国や都の補正予算における臨時的措置や補助金についての情報収集を行い、 本区の財政負担を低減し、区民生活に資するよう活用することを合わせて求める。これらの視点から、私たち墨田区議会自由民主党・無所属は、持続可能な自治体経営を通じた本区の発展を目指し、区長に対して予算に関する要望書を提出する。これらの要望に位置付けたものは、来年度予算にあたって早急かつ、より具体的な結論を求めるものである。
そのほか、私たちがこれまで継続して要望してきた事項や委員会等で提案・要望した事項については同予算にあたって斟酌するとともに、一定の反映を求めるものである。区長はこれらを充分踏まえた上で、予算編成に臨まれたい。
重点要望
1.震災、水害、感染症など、複合災害に備えた対策、垂直避難を想定した建築物の容認、高層
ビルや大規模施設の運営事業者との災害協定の締結、要配慮者個別支援計画の着実な進展(継続)
2.SDGs啓発、各種行政計画や施策・事業と関連づけたSDGs目標の達成(継続)
(墨田区SDGs宣言を行った事業者に対してインセンティブを付与する取組みを含む)
3.危機管理専門職員の常勤採用 (新規)
4.商工業融資制度や区内生産品等販路拡充補助の充実をはじめとした産業観光マスタープラン
に基づく中小企業等への支援 (継続)
5.保育施設の適正配置並びに子育てひろばの増設を含めた在宅子育ての支援(継続)
6.私立保育園の保育従事職員宿舎借り上げ支援事業の継続をはじめとした保育士等の職員の確
保対策及び定員割れ対策、施設更新に備えた仮園舎の用地確保等今後を見据えた対策 (継続)
7.私立幼稚園教諭の採用支援 (継続)
8.墨田区私立幼稚園教育事業費補助金の拡充(新規)
9.訪問型保育事業窓口の一本化(新規)
10.5歳児健診の早期実現、専門医の確保(新規)
11.新しい観光施策の推進へ向けた観光協会との更なる連携及び持続可能な財政的支援(継続)
12.受動喫煙防止など分煙環境確立へ向けた公設および民営の喫煙所設置推進 (継続)
13.学童クラブの待機児童解消、放課後子ども教室の確実な計画推進及び一定の基準を満たし
た民間学童への補助制度の創設 (継続)
14.老朽化した児童館の計画的更新(継続)
15.タブレットを活用した授業を促進するための教職員への研修制度の拡充(継続)
16.不登校対策としてのスモールステップルームの有効活用(継続)
17.療育や医療的支援が必要な児童が通うことが出来る保育園の拡大(みつばち園及びにじの
子の体制強化を含む) (継続)
18.健康寿命延伸へ向けた高齢者の健康づくりの推進 (継続)
19.士業によるワンストップサービスの実施 (継続)
20.区内保育所の出欠連絡のオンライン化と児童館・子育て広場・地域集会所のオンライン予約システムの導入 (新規)
21.保育所仮園舎用地(亀沢二丁目)のPPPを活用したプロポーザルの早期実施 (継続)
22.資材高騰に伴う官公需発注額の見直し並びに価格点評価方法及び地域貢献に関する評価点
の改定(継続)
23.キャッシュレス決済促進・ポイント還元事業第6弾の実施(継続)
24.特別支援学級間の送迎バス事業の実施(新規)
25.新保健センター等複合施設における薬剤管理センターに関する薬剤師会事務所移転支援(新規)
26.おたふく風邪、小児インフルエンザワクチン助成(新規)
27.町会会館建設融資制度の新設及び助成の拡充、地域力向上推進事業補助金の拡充等、町会・自治会及び区民団体への支援強化並びに町会法人化支援及びまちづくり公社所有の町会会館を町会への譲渡を推進(新規)
28.子育て世帯の定住促進に対する支援(新規)
29. 高齢者、子ども、障がい者が安心して暮らせる地域包括ケアシステムの充実による、介護中の家庭への支援拡充(継続)
30. バリアフリー基本構想の早期更新と条例に基づいたベンチ等休憩設備の設置、民間団体への支援等、区民が円滑に移動するための取組推進(新規)
31. スポーツ施設更新、整備促進及び学校跡地などを活用した避難所にも使える第二体育館等新たなスポーツ施設の整備(新規)
要望
1.都有地の有効活用に関する都への提案(都営地下鉄本所吾妻橋駅詰所跡、職業安定所跡、墨
田川高校堤校舎跡地、警視庁本所警察署跡地及び東京消防庁本所消防署緑出張所等)
2.士業の指定管理者選定事前審査、各種審議会への積極的な登用及び各種相談報酬の支給
3.区道の無電柱化の促進と、電線地中化に関わる地上機器(トランス等)諸課題の解決
4.将来的なまちづくりを踏まえた鐘ヶ淵駅前踏切解消への取組
5.スクールロイヤー制度の導入
6.生活困窮者への各種減免制度の周知
7.ドッグラン仮設置からの本格稼働開始と、複数設置へ向けた着実な検討
8.区内イベントにおける熱中症対策啓発事業へのさらなる支援
9.80歳以上の歯科健診の拡充、高齢者福祉課への歯科衛生士の雇用
10.新保健センター等複合施設への交通手段の確保
11.産後ケアの充実(日帰り型産後ケアの回数拡充を含む)及び光熱費・物価高騰対策としての外来型産後ケアの予算引き上げ
12.特別区全国連携プロジェクトの成果を生かした食育学習の推進
13.災害時の食関係の支援物資を扱うハード面の拠点整備
14.区後援イベント等の庁内情報共有、連携の徹底
15.にこにこ入浴事業の抜本的見直し
16.公衆浴場事業者への支援策の拡充
17.解体やリフォーム時に発生するアスベスト対策助成制度の創設
18.介護従事者の人材採用支援
19.商店街街路灯の電気料の補助増額
20.災害など有事の際に対応できるインフラ通信の増強と、各医療関係団体が連携できる
体制づくり
21.ふるさと納税促進のための自販機の設置や返礼品としての知的財産の活用
22.パートナーシップ宣誓制度に関して公正証書作成支援
23.地籍調査の成果資料のオープンデータ化・電子申請制度の整備
(証明書・複写・閲覧をHPで確認できるように)
以上

                                             

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