令和3年6月9日定例会一般質問 坂井ユカコ議員

 

隅田公園のトイレの個室には、手すりが一つもない。この公園は災害時には避難所になり、どんな人でも使えるトイレであることが大切である。東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアルに則り、この状況を一刻も早く改善すべきだが、今後どのように対応するのか、区長の考えを伺う。

答 安心して利用できる施設となるよう、個室への手すり設置に向け早急に対応する。

京成曳舟駅駅前広場等の整備に合わせた喫煙所設置計画は未着であるが、喫煙所設置について、区長の所見を伺う。

答 設置へ向けた課題をひとつ一つ解決し、対応を検討する。

区の紙おむつ支給事業について、制度の狭間にいる方が使えるよう、仕組みや運用を工夫できないか。

答 介護保険第2号被保険者で障害者手帳の取得が見込まれる場合など、制度を弾力的に運用する。

令和3年6月8日定例会一般質問 藤崎こうき議員


東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のビジョンの一つに「未来への継承」がうたわれており、レガシーを未来に、そして3年後のパリ大会に継承することが重要だと考える。本区も、パリの中心地に東京大会のレガシーを引き継ぎ、オリンピックを契機にパリ7区との交流を積極的に推進して頂きたいが、区長の所見を求める。

答 令和元年にパリ7区を公式訪問した際、東京2020大会後に、
パリ7区庁舎にて日本の文化・スポーツを紹介する展示会を開催したいとの提案があり、今年度、東京大会に関する本区の取組や成果等を紹介する予定である。また、現地における感染症の影響に留意しながら、パリ7区との交流を引き続き進めていく。

令和3年6月8日定例会一般質問 かんだすなお議員

 

関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑

朝鮮人犠牲者追悼式典に区長が追悼文を送らなくなった理由は。これは都区間調整したものか。区長は、今後も追悼文を送らないのか。
朝鮮人犠牲者追悼碑に刻まれた「六千余名」の数字は根拠が明確でない。区として独自の検証をし、結果次第では都に対し撤去等改善策を求めるべきだ。

答 関東大震災の追悼は大法要で統一的に行っているので、個別式典への追悼文送付は差し控えているが、都に合わせたものではない。今後もこの考えに基づき対応する。
虐殺事件を証明する公文書は現存しない閣議決定がなされており、区が真相を検証することは困難である。公平・公正の観点から、撤去等の改善を都に申し入れることはない。

令和3年度6月7日定例会代表質問 たきざわ正宜議員

 

新型コロナウイルス感染症対策について

1日でも早くワクチン接種が進むように区をあげて引き続き全力で取り組んで頂きたいと考える。

①これまでの課題を踏まえてコールセンターの回線数、会場や体制を改善する必要があると考える。区長の所見を伺う。

②当日キャンセルになった場合に、どのように対応しているのか伺う。

③東京都内でも変異株の増加が見られており、今後の患者数・重症者数の増加が懸念される。区長の所見を伺う。

区長答弁

①コールセンターの回線及び職員を大幅に増やす等、体制を強化した。一般接種の予約開始に伴い、民間施設等の活用など、接種計画を見直していく。

②集団接種会場で余剰となったワクチンは、会場の医療従事者等への接種で対応している。これに加え、保育施設職員等への接種を検討する。この内容は、ホームページ等で公表する。

③本所保健センター等で変異株のスクリーニング検査を行い、対策強化に努めている。 さらに、ワクチン接種の実施を早め、変異株の感染拡大を抑えていく。

墨田区基本計画の中間改定について

①現時点で把握している令和4年度以降の特別区税や特別区交付金等の動向について、どのように分析しているのか。

②都有地の活用を含めて、柔軟かつ適切に社会の需要に対応できる考え方は明記するべきであると考えるが、区長の所見を伺う。

③基本計画の大きな柱の観光について、今後の施策の考え方の整理も必要と考えるが、区長の所見を伺う。

区長答弁 

①特別区民税や特別区交付金など、今後の区の歳入環境は予断を許さない状況にあると認識している。引き続き様々な情報を収集し、慎重に財政推計を行う必要があると考えている。

②未利用公有地等の活用については、本年度、基本計画中間改定の中で、方向性を検討していきたいと考えている。

③観光協会との連携や、支援のあり方についても検討する必要がある。地域に根差した、人が輝く豊かな観光の実現を目指していく。

デジタル庁設置における、区への影響について

「誰一人取り残さない、人にやさしいデジタル化」を目指す国の動きに対し、本区も積極的にICTを活用し、より利便性の高い区民サービスの提供に取り組む必要があると考える。福祉や健康づくりといった様々な行政課題への解決に向けて、どのようにデータを活用していくのか、区長の所見を伺う。

区長答弁 健診や医療、介護のデータを横断的に集約し、課題分析を行い、生活習慣病の重症化予防やフレイル予防事業に活用している。

再犯防止について伺う

保護司会から更生保護サポートセンターの設置について、私たちも推進の立場で、区内の公共施設を活用できるよう、強く求めるものである。区長の見解を伺う。

区長答弁 更生保護サポートセンターの設置については、区内の公共施設の活用を含め、検討していく。

                                             

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