所属議員の不適切な言動に関するご報告と、今後の対応について

 このたび、区役所職員より区議会議長に対して、当会派所属の藤崎こうき議員の言動について相談がありました。
藤崎議員からは、区民のお困りごとについて、担当課職員と相談をしている際に語気が強くなってしまった可能性があるとの報告がありました。
 いかなる理由であれ、職員の方が不快な思いをされたことを、当会派として重く受け止めております。心よりお詫び申し上げます。
 この件について、速やかに交渉会派幹事長会が開催されました。その後、全議員の意見を集約する場である拡大各派交渉会が設置されました。区職員はもちろん、相談者(区民)のプライバシーへの配慮や、疑惑段階であることを踏まえ、これらの会議は非公開とされました。会議で知り得た内容については厳重に取り扱い、各会派間の合意のもと慎重に進められました。
 職員、藤崎議員の双方から申述書が提出され、さらに第三者(弁護士)の意見を求めた結果、事実認定が困難であること、また墨田区議会政治倫理条例第5条第1項第3号および第4号に該当するとは認められないとの見解が議長宛に報告されました。
 この見解を踏まえ、区議会議長より令和7年4月17「議員の不適切な言動に関する議会の対応について」が発出されました。
 また、区職員側と藤崎議員側の間で、問題の背景や相互の認識の違いについて丁寧に話し合いを行い、お互いの言動に対して相手がどう受け止めたかについての認識を確認することができました。また、区職員からのこれ以上の対応を望まないというご意見を踏まえ、25日に開催された本会議で提案された議員政治倫理調査特別委員会設置について反対させて頂きました。
 交渉会派幹事長会および拡大各派交渉会において、多くの貴重なお時間を頂戴しましたこと、心よりお詫び申し上げます。
 また、そのような中にあっても、各会派の皆様から建設的なご助言や真摯なご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。
当会派としても、不適切な対応があった事実を真摯に受け止め、指導を強化し、再発防止に努めてまいります。今後は議員に対する研修の実施に加え、相談体制の整備など、再発防止へ向けた具体的な取り組みを進めてまいります。
 引き続き、区民の皆様の信頼にお応えできるよう努力を重ねてまいりますので、ご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

令和7年4月25日
墨田区議会自由民主党・無所属
幹事長 坂井 ユカコ


ご報告とお詫び

 このたび、わたくしが本年2月に職員に対して行った言動について、佐藤議長宛に問題視する申し入れがございました。当事者間で認識に違いはあるものの、私の言動や伝え方が誤解を招く結果となってしまい、当該職員には謝罪の意を伝え、ご理解をいただきました。
 その後、佐藤議長より口頭によるご注意を賜り、改めて、私の言動により議会に混乱を招いたこと、また各会派の皆様にご迷惑をおかけし、様々な協議において多大なお時間を頂戴したことを、心よりお詫び申し上げます。
 今回の件を真摯に受け止め、深く反省するとともに、自らの言動に一層責任を持ち、今後このようなことが再び起こらぬよう、政務に誠心誠意取り組んでまいります。改めまして、ご迷惑やご心配をおかけした皆様、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。


令和7年4月25
墨田区議会自由民主党・無所属
藤崎こうき


すみだ北斎美術館