木内清議長の不信任動議について

 令和4年6月13日に開かれた6月議会本会議の冒頭において、木内清議長の不信任動議を提出、圧倒的賛成多数で可決されました。
 本動議は、木内清議長が墨田区議会自由民主党を除名されたにもかかわらず、議長職にとどまっていることに対し、多数の議員の信任を得られていないこと等の理由から、信任しないこととするものです。
 本会議では、本動議について、わが会派佐藤幹事長から提案説明を行い、立憲民主党墨田区議団、日本共産党及び公明党が賛成討論を行い、起立表決の結果、賛成29反対2の賛成多数で可決されました。(反対は大瀬康介議員、田中哲議員の2名でした)

不信任決議案は下記の通りです。

 

木内清議長の不信任に関する決議

木内議長は、所属していた墨田区議会自由民主党を全会一致で除名され、一人会派になったにも関わらず、議長職に留まり続けている。

こうした事態は、第一会派である自由民主党の推薦で議長に選出された経過に照らして、多数の議員の信任を得られていないことは明らかであり、木内議長は、墨田区議会基本条例第9条に定める「民主的」な議会運営を行うべき議長の責務を果たしていない。

また、自らの行動の結果、主宰すべき各派交渉会を欠席したり、本会議の進行を副議長に譲るなど、議会運営の混乱を招いているにもかかわらず、解決に向けた説明や調整に動かずに放置していることは、同条に定める「効率的」な議会運営を行うべき職責も放棄している。

こうした木内議長の行動は、墨田区議会議員の政治倫理に関する条例第3条第1項の「法令等の遵守義務」に反しており、また同条第2項「議員は、自己の地位に基づく影響力を不当に行使して、自己または特定のものの利益を図ってはならない。」との趣旨にも反しており、議長として極めて不適格である。

議長の地位は、選挙で選ばれた同僚議員の多くの信頼に基礎付けられたものであり、こうした信頼無くしては成り立ち得ないものである。しかし、木内議長はこのような議長としての職責や品格を忘れ、ただ自身の地位に固執し、議会運営に支障をきたしている。

こうした状態の議長の下では、正常な審議をすることができないことから、木内議長を信任しないこととするものである。

以上、決議する。

令和4年6月13日
墨 田 区 議 会

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